レモンのおしゃれな飾り切り。鮮やかに彩るコツと方法
料理や飲み物をおしゃれに飾るレモンの飾り切りを特集。料理や飲み物に添えてあることが多いですよね。そんなレモンも、定番のくし形で添えるのもいいですが、もっとおしゃれに添えてみると料理も飲み物も華やかなに仕上がります。
料理で使える定番のくし形切り
定番のくし形の切り方は6等分
唐揚げなど料理に乗ってる定番のレモンの切り方は6等分の切り方です。動画でも分かりやすく紹介していますが、まず両端を切ってから縦に2等分にします。そして、そこからさらに3等分に縦に切り分けていき、芯の部分を取り除いたら完成です。
縦に切っているので切ったレモン1つあたりが大きくなり、いっぱいある唐揚げなどにトッピングするのには最適な切り方です。
無駄を少なくしたいなら「X切り」
出典: cookpad.com
6等分の切り方では、端と芯を切って捨てるという手間があります。手間といっても、そんな面倒なほどではありませんが、その面倒をなくし捨てる無駄もなくした切り方がX型に切る方法です。
写真のようにX字のように切るだけで4等分に切り分けることができます。このサイズでもいい人はこのままで、さらに小さくしたい人はさらに2等分にすれば8等分のレモンが出来上がります。1つあたりのレモンが小さくなりますが、手間と無駄が少なくなるのでおすすめです。
簡単な輪切りを使った飾り切り
まるで蝶々のような飾り切りの切り方
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レモンの飾り切りでもっとも簡単な切り方が、まるで蝶々のような切り方です。
切り方はとっても簡単。2〜3ミリほどの厚さに輪切りにしたレモンに、中心まで半分切り込みを真ん中で入れるだけ。あとはレモンをねじるとこの蝶々のような形になります。
コップや料理に添えるとかわいらしくなりますね。
蝶々切りにアレンジを加えると
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蝶々の切り方を少しアレンジした切り方が、写真のように2枚重ねになった形です。これは輪切りにするときに、最初に切るときは輪切りにしないで真ん中まで切り込みを入れます。そして、同じ幅の厚さを再び取り、そこで輪切りにします。あとは先ほどと同じように、中心まで切り込みを入れてねじれば完成。
応用すれば、羽部分を2枚だけでなく3枚にしてもいいですね。あまりやりすぎるとねじれなくなるので、2〜3枚程度にしておきましょう。
グラスに使えるおしゃれな飾り切り
シンプルなくし形もグラスにぴったり
お酒やアイスティーなどを出すときに、レモンがグラスについていたらおしゃれですよね。こちらは、シンプルでとっても簡単です。先ほどの、6等分の切り方かX型の切り方をします。そして、片側から実と皮の間に包丁を入れて切り込みを入れればOK。切り込みは半分よりちょっと長めに入れるようにしましょう。
シンプルだけどインパクト大
とってもシンプルな飾り切りですが、くし形をグラスに入れるよりもインパクトとおしゃれさがありますよね。これは、輪切りにしたレモンに半分ほど切り込みを入れただけ。お酒などにこういうトッピングがしてあると、嬉しくなっちゃいますね。
これは丸々輪切りで作られていますが、半月にして切り込みを入れて作成するのも可愛いですよ。
輪切りと皮をうまく使って
先ほどの輪切りをアレンジしたのがこちら。切り方は、尖った先端部分から皮を切っていき、好みの長さになったところで輪切りにします。輪切りにするとき、先端から切ってきた皮も切ってしまわないよう注意してください。そして、輪切りレモンに半分切り込みを入れてグラスにさせば完成。
先端部分の皮を使うことで、細巻きから太巻きになり可愛くなりますよ。
グラスに浮かべるなら花形に
レモンはお酒だけでなく、紅茶や水に輪切りレモンを入れておくこともありますよね。そんなレモンも、普通の輪切りではなく花のような形にしてみてもおしゃれです。
切り方は、レモン専用のピーラーで縦向きに皮をむきます。このとき、全部の皮をむくのではなく、同じ間隔をあけて縦に線を入れるようにむいていきます。あとは、好きな厚さに輪切りしていけば完成。
線を入れる間隔も買えることで、いろんな花形が作れますよ。
カクテルにおすすめなレモンの飾り切り
レモンの皮だけを使った「ホーセズネック」
ウィスキーをベースに作られるカクテル「ホーセズネック」といえば、レモンの皮がコップいっぱいに入っていますよね。まるで馬の首のようだということで「ホーセズネック」と名付けられたお酒です。
この切り方はレモンの皮だけを使います。レモンの皮を切り離さないように切っていきます。あとは、形を包丁で整えるだけ。皮さえ切り離さずに切れればとっても簡単です。
くし形もこんなにおしゃれに
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くし形の切り方もアレンジを加えればこんなおしゃれな仕上がりにもなります。くし形をしたら実と皮の間に包丁を入れていきます。そして、皮部分にジグザグ型に切っていき交互に起こすだけ。起こすときは折れてしまう可能性もあるので、優しく起こしてあげてくださいね。
ギザギザに切るだけでチューリップに
チューリップ形の切り方
レモンの飾り切りには、少し難しいですがチューリップ型の切り方もあります。これは、包丁をカッターのように使って皮から切り込みを入れていくのですが、これがまたとっても難しい。花びら部分の大きさがバラバラになったりしてしまうので、練習が必要ですね。
この切り方が出来れば、料理やデザートのトッピングにのせるとかなりおしゃれになります。
他にも変わった切り方の方法
複雑そうで簡単なおしゃれ飾り切り
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くし形のアレンジは他にもまだまだあります。6等分でもX型の切り方でもいいので、まずくし形に切ります。そして、実と皮の間に包丁を入れて切り込みを半分以上入れていきましょう。このとき、あまりギリギリすぎると皮と実が取れちゃうので注意してください。
皮に切り込みを入れていき、端から立たせていけば完成。切り込みを入れるときも、ギリギリだと取れてしまいます。写真のように、手前から奥にかけて切り込みは浅くしていくようにしましょう。
結びレモンの作り方
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レモン皮を結んだ結びレモンもおしゃれですね。切り方は、レモンをお好みの厚さにカットします。そして、面取りの切り方のように角の皮を切っていきます。このとき、切り離さないように注意してください。そして、皮を結べか完成。結ぶときはあまり強く引っ張ると切れてしまうので、優しくやりましょう。
写真のように分厚くしたなら料理に、薄めにカットして結びレモンを作ればグラスにかけるのもおすすめです。
コツ・ポイント
レモン1個にしてもおしゃれな切り方はたくさんありました。くし形だけでも、皮の部分の切り方を変えるだけで印象も変わります。いろんな切り方を試していけば、オリジナルのおしゃれな飾り切りも出来るかもしれませんね。添え物だからどうでもいいやではなく、ちょっとしたレモンでもおしゃれに飾ってみると食事が楽しくなりそうですね。ぜひ、試してみてください。